３種類のMDペーパーのノート　〜MDノート,santina,Dainel

MDペーパーは個人的に大好きな中紙の一つです。

MDペーパーが使われているノート

MDペーパーは個人的に好きな紙でMDノートはよく利用しているのですが、新しく発売された２タイプのノートも素敵なのでどれを使うか迷うところです。そこで、ちょっとその３つのノートを比べてみました。

比較対象

MDノート　-MD PAPER PRODUCTS

サイズ

文庫　(105×148) / ¥630
新書　(105×175) / ¥730
A5　(148×210) / ¥840
A4変形　(210×275) / ¥1,680

中紙種類

MDペーパークリーム (無地・方眼・横罫） 176P

色

１色（生成り色っていうのかなこれ…）

主な特長

発売当初は中紙の書き心地よりもその開き具合にびっくらこいた。ページ数が少ないMDノートライトもある。

santina （サンティナ） -THE WORLD MEISTER’S PRODUCTS

サイズ

A6スリム　(96×145) / ¥714

中紙種類

MDペーパーホワイト (方眼） 192P

色

6色（黒/ピンク/オレンジ/黄緑/青/紺）

主な特長

オランダのレザーペーパーを表紙に使用。色がとてもきれい。

Dainel （デネル） -THE WORLD MEISTER’S PRODUCTS

サイズ

A6　(105×148) / ¥483
A5　(148×210) / ¥693

中紙種類

MDペーパークリーム (横罫） 91P

色

8色（黒/ピンク/赤/青/紫/濃紫/薄茶/茶）

主な特長

他の２種類に比べてページ数は少なめで薄い。フランスのレザーペーパ使用。スウェード調。これはレーヨンを紙にフロッキングしてごにょごにょごにょ。。。

表紙をくらべる

MDノート　表紙

普通の厚紙。バッグに入れてシャッフルシャッフルなると曲がったり痛んだりは他の２種類よりは早そう。できればカバーつけたいところだけど、純正のレザーカバーは製造中止なんだって（うわさ）。。。

santina　表紙

オランダレザーペーパー。発色がとてもきれい。何となくゴムのような革のようなって手触り。ちょっと固めの素材だけど、使っているうちに柔らかくなるかどうかを今お試し中:-)

Dainel 表紙

フランスレザーペーパー。スウェード調。フランスらしい上品な色味で女性も持ちやすい色かも。ちょっと大人の雰囲気がします。

中紙を比べる

MDノート　中紙

罫線は実線。使われているのはMDペーパークリーム。個人的にはホワイトよりは適度なクリーム色のほうが目が疲れない気がして好き。

santina 中紙

方眼のみ。細かな点線でひかれています。ホワイトはクリームに比べてインクの発色はやっぱりきれい。

Dainel 中紙

こちらは横罫のみ。MDノートと違って罫線は細かな点線。幅はMDノートより1mm短い6mm(A6)。色はクリームです。オランダが白でフランスがクリームってなんとなくわかる:-)

開き具合を比べる

MDノート　開き具合

ぱったり。見事。はじめてみた時は本当に感動しました。開き具合で使い心地がかなり違ってくることを教えてくれた１冊:-)

santina 開き具合

以前の記事（参考：「[NOTE GIPSY]オランダと手をつなぐ　〜SANTINA | Pen4l」）にも書きましたが、ちょっと背表紙固めなので開く場所によっては押さえてないと閉じてしまいます。ちらっと上におさえてるのが写ってる。。。使い込むと柔らかくなるかは今テストちう。←しつこい。。

Dainel 開き具合

ページ数が少し少ないのもあるかもしれませんが、ぱったり開く。横罫ノートとしては質、量のバランスとこれが実はいちばん完成度が高いかもしれない。。

書き心地をくらべる

MDノート

santina

Dainel

上から

万年筆Fニブ　パイロット色彩雫「月夜」
万年筆Mニブ　パイロット色彩雫「朝顔」
万年筆Fニブ　パイロット色彩雫「竹炭」
ハイテックコレト　オレンジ0.4

万年筆ばっかり、色彩雫ばっかり(^_^;)全て目立った裏抜けはしていません。

インクの発色自体はMDペーパーホワイトの方がさすがに良さそうです。クリームの場合は発色の好みが極端にわかれそうなかんじ。私は好きですけれども。なんとなく同じクリームでもMDノートに比べてデネルのほうが書き心地が柔らかい感じがしました。まあ、紙自体にも個体差はあるだろうし、このMDノートは結構前に買ったやつだからな〜。MDペーパーってすこしづつ仕様が変わって改良され続けているらしいですしね。デネルのやわらかい書き心地はすごく好みです。