[NOTE GIPSY]測量野帳

長い間変わらないってことはそれだけそのもの自体が完成されているってことですよね。


測量野帳1

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測量野帳 – コクヨS&T

勝手に採点(★5つ中)

中紙の書き心地 ★★★★☆
開き具合 ★★★★☆
万年筆裏抜け・にじみなど ★★★☆☆
サイズ展開 ★★☆☆☆
バンドなどの機能性 ★★★☆☆
見た目・デザイン ★★★☆☆
入手性 ★★★★☆
総合点 ★★★☆☆

※星の数はあくまで私の個人的な感想です。

そもそも測量野帳って??

測量野帳とは、野外で用いるメモ帳です。測量や観察、調査のときの覚え書き用に用いられています。屋外でたったまま筆記を想定して厚くてかたい表紙のものが多いです。
土木系の業種での利用が多く、会社支給のところもあるらしい。。。いいなー:-)

種類

今回のコクヨさんのものはサイズは1サイズ(W91×H160mm)。中紙は方眼と横罫。方眼は「SKETCH BOOK」、横罫は「LEVEL BOOK」と「TRANSIT BOOK」の合計3種類(前は他にもいくつか種類があったらしい)。横罫はそれぞれの測量にあわせたもので特殊な罫線がひかれています。

それでは実物を。。。オソイ

横

下のは無印良品の黒い野帳。コクヨさんのOEMだと思われます。サイズや中紙は全く同じ(ちらほら無印は罫線が濃いとかいう記事がありましたが今回購入したものはほとんど同じ色でした。)合わせて。

罫線

今回はSKETCHBOOKを購入。一つ前の記事の東京出張記録用で購入。紙自体の色は白ですね。罫線もそんなに気にならない控えめな色。

ブルーブラック

いつものPelikanのBBインク(EFニブ)で書いてみるとそんなに問題は見当たりません。たまーに罫線がはじくかなーくらい。ごくたまーに。

アウロラ黒試し書き2

アウロラの黒(Mニブ)はばっちり罫線ではじかれてしまいました。。。。罫線は水性じゃないんでしょうね。
まあ、もともと屋外利用の想定だから万年筆で書くなんて考えてないよね。。もちろん。ちなみに鉛筆とかパワータンクとかではすらすら書けます。問題無し。

裏抜け具合

裏抜けは全くと行っていい程してません。さすが。紙自体の書き心地は適度に滑って好み。(※下部のにじみは乾く前にとじちゃったXD)

罫線

さっきと同じ写真ですが、、、開き具合は良好です。ただ、数ページだけのりでくっついているらしくのどまで開かないページがありました。まあ、そんなに分厚いノートじゃないので問題はなさそう。

縦

中紙40枚というこのボリュームはちょっと少ないかなーって思いますけど、屋外利用で痛みやすいことを考えたらちょうど計算されたページ数なのかもしれません。

そのページ数を考えると、最初の見開きにカレンダー貼付けて、それから後ろを見開き1ページで1日を割当てたら、残りの20ページかそこらがメモスペースの1ヶ月日記帳になりますねー。そういう使い方ありかも。小学生の夏休みの自由研究なんかにもいけそう:-)

360°折れ曲がります

遅ればせながら、立ったまま筆記可能で360°ペタンコできます。※押さえてないと元に戻る

ヤチョリアン?

知らなかったんですが、コクヨさんのウェブサイトによるとコアなユーザーには呼び名があるそうです。このノートもコアなファンがいるんだなー。

コクヨのホンネでは特集も組まれてたり、東京の螢窓舎の舎長さんもヘビーユーザーみたいです。

□ □ □

ほんとに完成度高いノートです。それでいて、価格も¥189(無印は¥180)ってところも魅力の一つではないでしょうか。あまり構えずに書くことができますので、書き終えた時は逆にいい自分ノートができあがるのかもしれませんね。

NOTE GIPSY シリーズ

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