ちょっと好きなんですよねー。コンセプトとか雰囲気とか。
かみの工作所
めいしばこのこの記事や建築模型添景コースターのこの記事などなどたびたびこのブログでもでてきていたかみの工作所のプロダクト。なんか好きなんですよね。文房具とはちょっと違うかもしれませんが、ちょっとお勉強してみました。
かみの工作所って?
今年の1月に創立50周年を迎えた「福永紙工」という会社が新規事業としてデザインに重点をおいた紙のプロダクトをつくるプロジェクトを立ち上げた。
代表作に「空気の器」や「建築模型添景セット」、「クモノス」など。(リンクは楽天市場)
福永紙工+デザイナー
ちょっとユニークなおつきあいしてます。ポイントは3つ。
デザイナーとのおつきあいの仕方
- 福永紙工を実験室と考えてもらう
- 参画デザイナーは1対複数で集まってもらいデザインを思考錯誤
- ロイヤリティ契約とモチベーションアップの展示会
Point1. 福永紙工=実験室
参画しているデザイナーに特別な制限を決めずに、デザイナー自身が紙を使って試してみたいことに取り組んでもらう。デザイナーは自分の考えを形にしやすい環境です。
Point2. 社外デザイナーとは1対多数
毎年行われる開発会議では6組のデザイナー(グラフィック2、プロダクト2、建築2が基本)が1度に集まって各々のアイデアを提案。異なるジャンルのデザイナーがお互いの提案に対して指摘し合い、試行錯誤することで新しいアイデアがうまれてくる。
インセンティブ設定
かみの工作所とデザイナーの間ではロイヤリティ契約が結ばれる。つまり売れた分だけデザイン料を払うということ。最初に収入が入らないデザイナーのモチベーションアップのために新商品展示会を開催している。これにより、デザイナー自身が自分を売り込むことができる場を提供しています。
おもしろいです。でもこの「自分たちの作りたいものをつくる」っていうスタンスが魅力的なプロダクトができあがるいちばんの要因かもしれませんね。テラダモケイが独立したり今からも楽しみなプロジェクト。これからも見ているだけで楽しいかみのアイテムをお願いします。
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