好きな文具メーカーに関するアンケートで7年連続のダントツトップだったんだって。
コクヨが7年連続1位獲得
毎年1月に文房具屋さんドットコムが実施している「好きな文具メーカーに関するアンケート」でkokuyoが7年連続で1位という結果になったそうです。
コクヨ人気ありますねー。そんなコクヨの人気の理由をちょっと考えてみました。
投票した理由
投票した人がそのメーカーを選んだ基準っていうのは大まかに以下の通り。
投票理由
1 | 商品の品質 | 34.8% |
---|---|---|
2 | 商品の機能 | 22.4% |
3 | ブランドイメージ | 21.4% |
4 | 商品デザイン | 17.9% |
こういう割合でした。これらの観点から考えてみます。
品質面
基本的に日本の主要文具メーカーって品質管理に厳しく、高品質な商品が多いと思います。コクヨも例外なく高品質で、コストパフォーマンスの高い商品が多いです。
キャンパスノート
有名なキャンパスノート。価格はアピカ等同じグレードのものと同じ¥157(B5/30枚)。ただ、キャンパスノートがここまで広がっている理由って無線とじっていう綴じ方なんじゃないかと思うんですよね。とっても優秀です。のどが曲がらずにほぼ180°きれいに開きます。
低価格帯のノートにしてはすごくいい中紙ですし。100均で売ってるノートと比べるとよくわかる。
測量野帳とかもコスパ高いし、圧倒的なロット数で効果的にコストをさげられているんでしょうか。ほとんどどのメーカーも大差ないと思われるなかで品質という面でコクヨが選ばれるって、このコストパフォーマンスの高さと、MioペーパーやCYOBOペーパーなど求めるグレードに対する商品群もしっかり用意されているところなんだと思います。
いかん、ノートの話ばかりになってきた。。。。
機能性
機能性という面からみるとコクヨはカドケシとかノビータみたいな既存のジャンルのアイテムで、かゆいところに手が届くような機能をプラスされた商品がたくさんあります。これにこの機能がつけば抜群に使いやすくなるよなーってやつ。
それに加えてハリナックスなどのまったく新しい視点の機能をもった商品もあります。安全になったり、エコなものになったり、さまざまな背景はありますが、機能的な文具といえばコクヨははじめのほうに頭に浮かぶメーカーです。
機能的と言えばメーカー違いますがSHOTNOTE(キングジム)もアナログとデジタルの融合っていう部分で革命をおこしました。コクヨもCamiappで追随しています。このスピードも早いですよね。
ノートで言えばSHOTNOTEの前はドット入り螺線ノート(東大生の…ってやつ)で高学歴ノートも話題になりました。
ネーミング
じゃあ、そのおもしろい機能をどうやってユーザーにアピールするかっていう話なんですが、それについてはコクヨはネーミングに特徴あります。
ハリナックスは「針なくす」、簡単に連想されます。ハリナックスは針なしで書類を綴じることができるステープラーです。
他にもノビータは「背がのびる」、パラクルノは「ぱらぱらめくりやすい」など、だじゃれのようなわかりやすい名前の商品が多いです。
機能をもじったユニークな品名にすることで、その商品のいちばんのウリをユーザーに印象づけることができます。実はこのネーミングこそがユーザーに「コクヨ=機能的な文房具」っていうイメージを与えているいちばんの理由かもしれません。
そういえばパラクルノってローマ字表記でparacurunoです。本当のローマ字表記だとparakurunoなんですがkをcに置き換えることで丸まっている雰囲気を表現しているそうですよ。
商品群の多さとブランドイメージ
コクヨのカタログなんかものすごい厚みですよね。文房具のコクヨS&Tとは会社自体はコクヨファニチャーで別になりますがオフィス家具なんかも取り扱っています。ジャンルごとになにかしらコクヨ製品が見つかりそうです。1905年から続く100年以上の歴史を持つ企業でもあります。ふと周りをみるとコクヨの製品って実は結構使ってたりします。
まとめ
なんかうまくまとめられませんでした。駄文でだらだら書いてきましたが、、、、ぶっちゃけていうと日本の主流文具メーカーって品質的なモノはハイレベルなところであまり大差はないと思います。なんでコクヨが1位になっているかって「この商品おもしろいなー」って思わせる機能性とネーミングなどのその機能のアピールのしかた、そして取り扱っているジャンルの幅広さってことになるんじゃないでしょうか。
そんなことよりカドケシソファにすわってみたい。
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