プラチナ細軟とパイロット細軟

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CENTURY#3776 SF VS CUSTOM74 SF


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パイロットの細軟とプラチナの細軟って同じ細軟のニブでも結構書き味違います。せっかく2つそろったのでいろいろと比較してみました。以前はセーラーも細軟ってあったらしいんですが、いまないよね??

ざっと違いをまとめると

カスタム74SF 比較項目 #3776SF
パイロット メーカー プラチナ
潤沢 フロー 渋め
柔らかい 書き味 かたい
太い 筆記線 細い
細い 軸径 太い
小さい ニブサイズ 大きい
14K ニブ 14K
長い 軸の長さ 短い
上下にしなる しなり具合 あまりしならない

簡単にまとめるとこんな感じ。内容はあくまで二つを比較してということです。

基本仕様

名称 メーカー 全長 軸径 重さ ニブ
センチュリー#3776 PLATINUM 139.5mm 15.4Φ 20.5g 10号14K
カスタム74 PILOT 143mm 14.7Φ 21g 5号14K

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両方とも14Kペンのエントリーモデル的な位置づけで1万円クラスです。センチュリーの方が若干太くて短い。パイロットのほうが少し長いです。ニブはセンチュリーが大きい。一般的な仕様で選ぶ場合は利用者の好みにもよるかもです。

書き心地くらべ

インクはどちらもパイロットのブルーブラックいれてみました。書き心地比較(※個人的な感想です)

センチュリー#3776

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プラチナですので細軟とはいえ書き味は固め。少し筆圧を加えると切り割りがほんの少しだけ広がる感じです。カリカリシャリシャリ書いていく感じ。フロー渋めで割と線は細字ででますね。

カスタム74

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書き味はセンチュリーに比べるとスラスラしてます。同じように筆圧を加えると切り割りの開きは大きい。インクフローもセンチュリーに比べるとだいぶ多いです。悪く言えばどばどば。線幅を比べるとセンチュリーの方がずいぶんと細く出ます。もともとパイロットの万年筆はインクフローいいですからね。描く線は太め。

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同じ14Kの細軟でもメーカーが違うとここまで書き味かわるのかってくらい書き味と筆跡がかわります。個体差はあるといっても線の太さも結構違うので用途を決めて狙ってる人は要試し書きですね。簡単に言えば手帳のような小さなスペースならプラチナ、ノートのように割と余裕あるならパイロットって感じでしょうか。個人的にはパイロットの書き味の方が好きです。ただプラチナの書き味は好きな人は好きなんじゃないかなー。どちらかといえば#3776の細軟のほうが書くのは簡単かも。カスタム74の細軟はうまく操れるようになるまで時間がかかる気がします。

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Eがぬけてる….orz

その他

センチュリーはスリップシール機構搭載してます。完全密封を実現し、ペン先が乾きにくくインクが蒸発しづらい機能。毎日使うわけではない人にはうれしい機能ですね。

抑揚と書き味を楽しみたい方はパイロットの細軟、細い筆記線で少し抑揚をつけたいって方はプラチナの細軟ってかんじでしょうかねー。

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