万年筆ぬらぬら派 -GRAPHILO

2代目リスシオワンっていってもいいんでしょうか。


グラフィーロ

GRAPHILO -神戸派計画

2009年に開発され、販売をスタートしたリスシオ-1が残りわずかになってきたため2013年5月から新しい紙の開発をスタート。完成した紙がこのGRAPHILOです。ノートはA5で無地、横罫、方眼のフォーマットがあります。メモパットや一筆箋もあり。

リスシオ・ワンは最高の書き味を持った紙だけど、にじみ、裏抜けの性能がやや甘いということで、リスシオ・ワン並みあるいはそれ以上の書き味を持ちながら、筆記線がシャープで、万年筆のインクでも裏抜けしない紙を目指していました。

Pen and message. 万年筆 & ステーショナリー|店主のペン語りより

万年筆好きのロマンですね。

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特徴

目指した特徴は以下3つ。

  • にじみ・かすれがでにくい
  • 裏うつり、裏抜けがしにくい
  • ぬらぬらタッチ

これをリスシオワンより高いレベルでっていうから結構ハードル高いと思います。

表紙

グラフィーロ

表紙はGRAPHILOの文字とぐりぐり。シンプルです。中の罫線によって表紙の色が違います。

中紙

ためしがき

紙自体は結構こしがあるかんじ。表面はさらさらしてます。じゃっかん厚い気がする。

書き味

ブルー

最近万年筆で遊んだりしてないからな。。ひさしぶりにこんな時間とれた。楽しい。写真はパイロットブルー。

ミッドナイトブルー

リスシオワンもわりとぬらぬら書ける感じだったので同じような書き味を想像していたんですが、どちらかというとグラフィーロはさらさらと書ける感じ。筆圧をほとんどかけずに書くことができるので、極細のニブでもカリカリする感じがなくかけそうです。写真はミッドナイトブルー。もう1/3くらいしかないよ。。古典再販希望。

ヴァーディグリス

やんちゃなインクのヴァーディグリスでも裏抜けはしないのでほとんどのインクで大丈夫なのではないでしょうか。それにしても書き心地いいなあ。太字の書き心地は至高:D

やまどり

濃淡もよくでる紙です。濃淡スキーなかたがたも気に入るのではないでしょうか。やまどり。

ビンテージデニム

インクがよくのってる部分はレッドフラッシュでるかも。。。ヴィンテージデニム。

みるあい

色もきれいに忠実にでてるきがします。8.5cm×8.5cmのメモブロックもあるのでインクの見本帳にもいいかも。海松藍です。

にじみあるかも

何人かブログでレポートされてます。インクによってはにじみがでるとのコメントもありました。パイロット黒もにじむみたいです。ブルーは大丈夫だったけどな。ただ、普通のノートに比べて書くときに手がのってたところはにじみやすい気がしました。夏とか気をつかうかもな。

参考ブログ記事

書き味、発色、個人的にはとても好きなノートです。大和出版さんのダイアリーも2015はリスシオワンではなくてこっちのグラフィーロが使われているようです。

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